2025年5月、ダイヤモンドウィーク 特別聖会

宣教

スウォン中央バプテスト教会担任牧師であるコ・ミョンジン牧師を講師としてお迎えし、5月5日(月)~6日(火)午後1時よりダイアモンドウィーク特別聖会が行われました。

聖会初日:オメガポイント

36 事実、ダビデは、その時代の人々に神のみ旨にしたがって仕えたが、やがて眠りにつき、先祖たちの中に加えられて、ついに朽ち果ててしまった。

使徒行伝 13:36

初日はダビデの人生から、「オメガポイント」つまり人生の最終ゴールをテーマに、メッセージがありました。

「私たちは、人生に終わり(オメガ)を迎えたとき、神様の目からどのように評価されるか、そこに価値を置き、今を生きなければなりません。

ダビデは、神様から『私の心にかなう者』と評価されましたが、『アルファ(始まり)』はエッサイの末息子で羊飼いにすぎませんでした。神に退けられたサウル王に代わりサムエルによって油を注がれ、神の御心を追い求め、年も富も誉も満ち足りて死んだと記されています(歴代上29:16−17、26−30)。

ヘブロンで7年、エルサレムで33年、計40年にわたり発揮されたダビデのリーダーシップは、一言で表現するならば、その時代の人々に神の御旨に従って仕えた『良い影響力』と言えます(本文)。

そして、今を生きる私たちもそれぞれの場所や立場で『良い影響力』を発揮することができます。この世を去る日を覚え、神の御言葉とその教えを守り、イエス様に似ていく人生、ダビデのように他の人の益となるよう仕える豊かな人生を送る皆様となりますように」と祝福しました。

 

聖会2日目:ヨセフのように

22 信仰によって、ヨセフはその臨終に、イスラエルの子らの出て行くことを思い、自分の骨のことについてさしずした。

へブル人への手紙 11:22

2日目はヘブル人への手紙11章22節の御言葉を通し、ヨセフの人生を取り上げて、目的意識と方向性について語られました。

「ヨセフは波乱万丈な人生を神様と共に送りました(創39:3)。しかし、忠実で誠実な人物でした。侍衛長ポテパルの不在中にその妻が誘惑してきても聞き入れず、濡れ衣を着せられ投獄されても不満を口にしませんでした。

そしてヨセフは、物事を神様の目で捉えようとしました。自分を奴隷として売った兄たちと再会しても、それを嘆くことも悔やむことも不要であり、神は命を救うために先に自分をエジプトに遣わされたと兄弟に述べたのです。

さらに、世界一の文明大国エジプトで大成功を収めたとしても、それは一時的な寄留地にすぎず、必ずヘブルの地へ行くという目的意識が明確でした(本文)。

同じように、私たちもこの世を去り、天の御国へ行きます。どうぞ、ヨセフのように明確な目的意識と方向性を持ち、神様と共に歩む正直で忠実な人生を送りますように」と聖徒を励ましました。

「メメント・モリ」=いつか自分が死ぬことを忘れるなという言葉を胸に刻み、天の御国へ召されるまで神様より任された使命に誠実でありますようお祈りいたします。