心と健康

担任牧師コラム

わが子よ、私の言葉に心をとめ、私の語る事に耳を傾けよ。それを、あなたの目から離さず、あなたの心の内に守れ。をれは、これを得る者の命であり、またその全身を健やかにするからである。油断する事なく、あなたの心を守れ、命の泉は、これから流れ出るからである。

箴言 4:20-23

心を守り、支配することができるのなら、自分の人生・運命を変える事ができます。本文は、その為の四つの要素を教えてくれています。

第一は、想像力です。人は意志の力よりも想像力の影響を受けます。よく『三日坊主』と言いますが、意志の力の限界を表しています。例えば、ダイエットですが、成功する人も、失敗する人もいるでしょう。しかし、成功した人も、リバウンドしてしまうことが多くあります。人の意志の力はそれ程、頼りないものなのです。

人間は、神に模って創られた霊的存在であり、心的存在でもあります。神は人に想像力をお与えになる事によって、祝福を受けとる器として下さいました。想像力と言う器が、神の祝福を受けとる器なのです。人の想像力は、意志の力を押し付ける力があります。ですから、正しく用いなければなりません。神はアブラハムに、子孫繁栄の想像力を下さいました。“そして主は彼を外に連れ出して言われた、「天を仰いで、星を数える事ができるなら、数えてみなさい」。また彼に言われた、「あなたの子孫はあの様になるでしょう」。”(創世記15:5) 

逆に、否定的想像力を働かせれば、滅びと破綻が待っている事を知りましょう。神は正しい想像力を働かせる為に“最後に、兄弟達よ。全て真実な事、全て尊ぶべき事、全て正しい事、全て純真な事、全て愛すべき事、全てほまれある事、また徳といわれるもの、称賛に値するものがあれば、それらのものを心にとめなさい。”(ピリピ4:8)と仰います。五重の福音と三拍子の祝福に思いを馳せ、偉大な想像力を働かせる皆さんであります様に。そして、想像力は夢を生み出します。創造的・積極的・生産的な夢を見る皆さんであります様に。

第二は、暮らしの目標です。目標設定は人生において最重要課題の一つです。過去の業績や、現在の環境よりも大切なのは、未来に対する目標です。目標の無い民は、彷徨し、滅びます。目標には二種類があって、一つは永遠な目標で、どこから来て、何の為に生き、どこに行くのかを知る事です。もう一つは、現実生活の目標で、今日の、明日の、来月の、来年の具体的な目標です。この二つの目標がなければ、心と人格を支配する事ができないからです。

第三は、言語です。人は言語で自分を表します。また、意志表示を行います。言語で幸福を造りだす事も、不幸を呼び出込む事もできます。“死と生とは舌に支配される(箴言18:21)”“もしあなたの唇の言葉によって、罠にかかり、あなたの口の言葉によって捕らえられたならば(箴言6:2)舌が人格と心を支配します。否定的・破壊的・消極的発言は避けましょう。肯定的・建設的・積極的な発言をしましょう。そうすれば、その通りになります。

第四は、創造の原動力である信仰です。成功者と失敗者の違いは、能力の相違ではなく、信念の有無です。この世で成就するものの源泉は、全て信念です。神を信じるとは、信仰の飛行機に乗るようなものです。一度乗ったら、パイロット(神)に任せるしかありません。外に現れるものは、全て内にあるものの顕在化です。想像力を働かし、暮らしの目標をたて、言語を主の御旨通りに用い、その事が成就する事を信じましょう。これが、四次元の霊性なのです。