5月25日(主)から27日(火)までの3日間、相模湖祈祷院 恵みシャレーで、「宣教と祝福の関係」を主題とし、特別セミナーが開催されました。
志垣重政担任牧師が講師を務め、チョー・ヨンギ先生と共にした世界宣教の証とマタイによる福音書8:1-9:34の御言葉から、イエス様が起こした10の奇跡について恵みを分かち合いました。
初日:聖霊待望会

1 イエスが山をお降りになると、おびただしい群衆がついてきた。
マタイによる福音書 8:1-4
2 すると、そのとき、ひとりのらい病人がイエスのところにきて、ひれ伏して言った、「主よ、みこころでしたら、きよめていただけるのですが」。
3 イエスは手を伸ばして、彼にさわり、「そうしてあげよう、きよくなれ」と言われた。すると、らい病は直ちにきよめられた。
4 イエスは彼に言われた、「だれにも話さないように、注意しなさい。ただ行って、自分のからだを祭司に見せ、それから、モーセが命じた供え物をささげて、人々に証明しなさい」。
5月25日(主)、主日礼拝後に相模湖祈祷院恵みシャレーに移動し、夕食で交わりの時間を持った後、19:30より聖霊待望会をお捧げしました。
志垣重政牧師は、マタイによる福音書8:1-4の御言葉より「主よ、御心でしたら」と題しメッセージを取り次ぎました。
「山上垂訓のメッセージでおびただしい群衆に恵みを分け与えたイエス様が、群衆と共に山を下って最初に出会った人は、不治の皮膚病で死を目前にした病人でした。このことから、御言葉で恵みを受けても、呪いや問題、試練はあることが分かります。
しかし、この病人は『イエス様と出会えば何かが起こる』という期待と信仰を持って、決死の覚悟でイエス様の御前に出てひれ伏しました。イエス様はこの礼拝第一の姿勢を認め、お癒しになったのです。」と御言葉を解き明かしました。
インドのムンバイで3日間続けて行われた40万人聖会での体験から、この御言葉が語る情景・状況を分かりやすく伝えた上で、「イエス様は言葉だけで癒すこともできましたが、群衆の前で病人に手を伸ばして触れて癒されました。このことから、イエス様は私たちの弱いところを触れてくださり、一過性の身体に癒しにとどまらず、心も環境も回復し、豊かに生きる人格的な救いへと導いてくださることが分かります。避けがたい問題に直面したとしても、イエス様への礼拝することを第一にする私たちは、いかなる呪いや困難も必ず打ち勝つことができるのです。」と祝福の御言葉を宣言しました。
2日目:特別セミナー&聖霊待望会

1 さて、イエスは舟に乗って海を渡り、自分の町に帰られた。
マタイによる福音書 9:1-8
2 すると、人々が中風の者を床の上に寝かせたままでみもとに運んできた。イエスは彼らの信仰を見て、中風の者に、「子よ、しっかりしなさい。あなたの罪はゆるされたのだ」と言われた。
3 すると、ある律法学者たちが心の中で言った、「この人は神を汚している」。
4 イエスは彼らの考えを見抜いて、「なぜ、あなたがたは心の中で悪いことを考えているのか。
5 あなたの罪はゆるされた、と言うのと、起きて歩け、と言うのと、どちらがたやすいか。
6 しかし、人の子は地上で罪をゆるす権威をもっていることが、あなたがたにわかるために」と言い、中風の者にむかって、「起きよ、床を取りあげて家に帰れ」と言われた。
7 すると彼は起きあがり、家に帰って行った。
8 群衆はそれを見て恐れ、こんな大きな権威を人にお与えになった神をあがめた。
2日目となる5月26日(月)は、5:00からの早天祈祷会で一日が始まり、朝食の交わりの後、8:30から夕方まで特別セミナーが行われました。そして、19:30より2日目の聖霊待望会が捧げられました。
志垣重政牧師は、マタイによる福音書 9:1-8の御言葉より「床を取り上げて」と題し、メッセージを取り次ぎました。
「中風の者を運んできた4名の友人は、イエス様と出会う千載一遇のチャンスを逃すまいと、命をかける覚悟で、手段を選ばずに行動しました。イエス様は行いの伴う信仰を認め、『あなたの罪は赦された』と宣言し、奇跡を起こされました。
イエス様は多くの場合、期待と信仰を持って切なる思いで礼拝する者に、御言葉を与え、奇跡を起こしてくださいます。しかし、このエピソードはそれだけではなく、信仰の同役者の重要性を教えてくれています。」と伝えました。
そして、「イエス様を受け入れ、御前に進む私たちは必ず癒され、祝福されます。祈祷院を訪れ、祈る私たちは、既にイエス様の御前に進み出ているのです。必ず祈りは応えられます。」と伝え、恵みを分かち合いました。
3日目:特別セミナー&閉会礼拝

27 そこから進んで行かれると、ふたりの盲人が、「ダビデの子よ、わたしたちをあわれんで下さい」と叫びながら、イエスについてきた。
マタイによる福音書 9:27-34
28 そしてイエスが家にはいられると、盲人たちがみもとにきたので、彼らに「わたしにそれができると信じるか」と言われた。彼らは言った、「主よ、信じます」。
29 そこで、イエスは彼らの目にさわって言われた、「あなたがたの信仰どおり、あなたがたの身になるように」。
30 すると彼らの目が開かれた。イエスは彼らをきびしく戒めて言われた、「だれにも知れないように気をつけなさい」。
31 しかし、彼らは出て行って、その地方全体にイエスのことを言いひろめた。
32 彼らが出て行くと、人々は悪霊につかれて口のきけない人をイエスのところに連れてきた。
33 すると、悪霊は追い出されて、口のきけない人が物を言うようになった。群衆は驚いて、「このようなことがイスラエルの中で見られたことは、これまで一度もなかった」と言った。
34 しかし、パリサイ人たちは言った、「彼は、悪霊どものかしらによって悪霊どもを追い出しているのだ」。
最終日となる5月27日(火)も5:00より早天祈祷会で共に祈り、朝食後よりセミナーに臨みました。そして、11:00からの閉会礼拝では、セミナーを締めくくりました。マタイによる福音書9:27-34の御言葉より「主よ、信じます」と題し、志垣重政牧師はメッセージを取り次ぎました。
「神様は、信仰を通して働いてくださいます。そのため、私たちの信仰を願っておられます。イエス様が再び来られる日まで、純粋な信仰を持って、ただ主により頼み、聖霊に満たされ、神様の御心通りに生きていきましょう。奇跡を体験し、喜びを周囲に分かち合う皆様となりますように。」と祝福しました。
3日間のセミナーを通し、志垣重政牧師はチョー・ヨンギ先生と共にした世界宣教の軌跡を振り返り、エピソードを分かち合いました。
宣教を通して体験したのは大きな成功や喜びばかりではなく、にわかには信じがたいトラブルや争い、妨害があったことも証として語り、そのような苦難を主にあって乗り越えてきたことで、人間的にも霊的にも成長できたことを教えました。
また、「宣教は宣教地に赴くことだけではありません。神様の事業の全てが宣教なのです。」と強調しました。「私たちには、神様が1人1人に計画している宣教が必ずあります。人生で荒波や暴風に遭遇しても、イエス様が共におられるため、恐れることはありません。それぞれに備えられた宣教に大胆に進み出て、世の光となりますように。」と励ましました。
最後に今年7月に予定されている浸礼式の予定地を訪れ、祈祷会の時間を持ち、締めくくりました。
今回のセミナーは、たんぽぽこども食堂の奉仕者を中心に、多くの時間と物質、賜物を使った献身に支えられ、24名の参加者のために計6食の手料理がふるまわれました。
神様から与えられたそれぞれの宣教に邁進し祝福され、成功した人生を歩む純福音東京教会の聖徒でありますようお祈り致します。

